ももじろう story

短くて簡単な物語?を書いています(`・ω・´)ゞ

正義と悪の味方

ぼくはいわゆる正義の味方だ

悪を退治するために生まれてきた

 

 

 

僕の使命は

悪を止めることで

だから

日々こうして

トロールをする

 

 

悪を退治するといっても

悪者の存在を許さないわけではない

 

あくまで

僕の使命は

悪者が悪さをしたときに

あくまで退治する

 

いわば

悪いことをしていたら

止める

 

それが僕の役目であり

使命なんだ

 

 

 

ぼくは

いつもどおりパトロールをしていると

万引きをしている少女を見つけた

 

ぼくは

正義の味方だから

万引きを止めようとした

 

万引きというのは

悪とされている

 

万引きをされると

困る人がいるようだ

 

 

 

ぼくはその少女の家族も

存在も

好きなものも

嫌いなものも

最近のはやりも

何も知らない

 

 

だけど

ぼくは正義の味方だから

悪を

万引きを止めた

 

 

 

 

少女は僕にこういった

私は間違っていない

悪じゃないって

 

 

 

少女は

母親の

身体を心配して

薬を万引きしようとした

 

 

 

少女の万引きという悪は

大切な母親を守ろうとする

悪であり正義であった

 

 

 

 

少女は

ぼくの姿を見た

店員の人に

万引きを気づかれてしまい

 

店の奥へと連れて行かれてしまった

 

 

ぼくは引っかかってしまった

頭のどこかで

悪ってなんなんだろうって

 

 

 

 

 

少女は

万引きという悪を行った

 

だけど少女の悪は

母親を守るための

善であった

 

母親を守るということって

善であると聞いたことがある

 

善いこと

良いこと

よいこと

 

悪いこと

 

 

 

 

なんだからわからなくなってしまった

 

ぼくはたしか正義の味方で

 

正義の味方であるとしたら

母親を守ろうとした

少女の味方でなくてはならないって

 

 

だけど

少女は結果的に

母親を守ることは失敗した

 

 

 

現時点で少女は

薬を手に入れることができないで

 

だから正義は失敗した

 

誰のせいと行ったら

ぼくのせい?

 

 

ぼくは悪を止めたら

正義を止めてしまった

 

 

 

 

ぼくは

このとき

正義の味方でも

悪の味方でもなかった

 

じゃあぼくは

誰の何の

味方なのだろう

 

 

 

 

そもそも

ぼくは

味方?

 

ぼくは

味方なのか???

 

 

 

 

ぼくはこのとき

結果として

店の味方となってしまった

 

店は正義なのか?

 

少女は悪なのか?

 

何が正義で

 

何が悪なのか

 

 

ぼくはわからなくなってきてしまった

 

 

 

 

行動によって

悪なのか正義なのか

 

それとも

存在によって

悪なのか正義なのか

 

 

だとしたら

ぼくは

悪なのか正義なのか

 

正義の味方って

正義なのか

 

それとも

悪なのか