ももじろう story

短くて簡単な物語?を書いています(`・ω・´)ゞ

手ぬぐい

私はヒーロー
 
 
 
16歳のころ
私はヒーローであることを
知った
 
 
 
私は
別にうまれつきから
ヒーローなんかじゃなかったの
 
 
 
ある日
手ぬぐいが空から降ってきて
 
 
 
私はヒーローになった
 
 
 
 
手ぬぐいを
身体に装着すると
私はヒーローになれる
 
 
身体のどんな場所でもいい
 
 
 
私が
手ぬぐいと接触した時
 
 
私はヒーローになる
 
 
 
 
ヒーローといっても
私のまわりには悪役はいない
 
 
 
手ぬぐいには
おおかれ
敵はいないのだ
 
 
 
手ぬぐいの敵といったら
火や雨
忘れること
 
ぐらいだろう
 
 
 
 
私はヒーローになったけれど
テレビなんかで見られるような
 
正義の味方なんかじゃなくて
 
 
私は
手ぬぐいの味方なのだから
 
 
 
 
手ぬぐいをかぶったヒーローは
人間社会では
何の役にも
何の理解も
 
 
得られないんだ