ももじろう story

短くて簡単な物語?を書いています(`・ω・´)ゞ

妄想の中の彼

1 私は今、見てしまったのだよ なにか黒渦巻く、怪しげな気配を

 

2 一体あなたは何を見てしまったの

 

1 そう あいつは憎しみ深く、ささやきながらこう言ったんだ 「お前が邪魔だ」と

 

2 あいつって・・・ まさか

 

1 あいつはいつだって

俺を邪魔者扱いしてきた

俺があいつに何かしたわけじゃない

なのにあいつは、いつも俺を敵意の満ちた目でにらんでくるんだ 

 

2 あなた・・・

 

1 おれはあいつの目が大嫌いだ

なぜ俺はあいつに恨まれなければならないんだ!

まったく、わけがわからない

俺もはじめは、何か原因があると思っていた

 

時が来れば、前のあいつに戻ると願って 我慢してきたんだ それなのに… あいつは、変わらず僕のほうをじっと見るんだ

 

2 あなたは悪くない! 悪くなんかないのよ だからお願いだから・・・

 

1 もうおそらく、猶予がないだろう

わたしは、ここを去らなければならない

わたしはここにいるべきではないのだ

わたしがいるせいで、わたしの大切なお前を傷つけてしまう

仕方のないことなんだ

 

許してくれ そして、今までありがとう 

私のことは忘れて、これからの人生を歩んでくれ

お前の人生はまだ長い

 

私のことを引きずっていては

わたしはとてもじゃないが正気を保てず、死ぬにしねない

 

お前には、たくさん、苦労をかけた

でも、もう終わりだ

 

最後にわたしの最愛の●●よ 愛している・・・・

 

 

2 あなた・・・うっ ・・・あなたぁあああああああああああああっ・・・うわぁーーーん・・・・・・・うっ あなたはいつだってそう 自分勝手で わたしのことを一番に考えてくれていて わたしの唯一望むこと一つだって、叶えてくれない わたしはあなたがそばにいてくれる それだけでよかったのよ あなた・・・

 

 

 

2 彼はわたしに、必死に語りかけてくれた そんな余裕なんてなかったはずなのに 現実の私を見ることなく・・・あなたは最後まで私を愛してくれていた 彼はきっと、どこか違う国でまったく違う人生を歩んでいるのだわ 私はそう想像することしか、できないもの きっと、私がいなくても、幸せに・・・ あの苦痛に満ちた顔なんて、脱ぎ捨てて・・・だから、もう少しの間だけ、あなたのことを思っていてもいいわね 私が前に進んでいくために もう少しだけ あなたとの時間を生きていたいの