ももじろう story

短くて簡単な物語?を書いています(`・ω・´)ゞ

結婚式の前日に

 

今日僕は、好きな人に告白をした

 

 

15年間の人生ではじめて

ぼくはきみに告白したんだ

 

 

それは一目惚れだったんだ

 

高校の入学式の日

緊張で手に汗を感じながら

僕は校門を通り

桜の花びらが舞うのを眺めながら歩いてた

 

 

 

偶然だったんだ

ぼくは不意に後ろをふりかえった

すると、きみがぼくの目の前にあらわれたんだ

 

 

 

新しい生活への不安なんて吹っ飛んでしまうくらいに

ぼくには衝撃的な出逢いだった

理由なんてないと思う

 

 

きみと出逢って

その瞬間、ぼくはきみのことがすきになったんだ

 

 

 

それからの日々は

きみへの興味に全神経を注がれてしまったんだ

きみと話をしたくて 

 

きみとのことで

ただそれだけのために ぼくは学校へ行った

 

 

朝早く校門の前で友達を待っている振りをした

きみがバスケ部に入部して ぼくはバスケをはじめた

身長が大きい人が好みなことを知り

ぼくは毎晩寝る前に大きく背伸びをし続けた

 

 

1ヶ月が経ち、きみのことをたくさん知れた

3ヶ月が経ち、きみのことをもっとすきになった

6ヶ月が経ち、きみのそばにいたいって

 

 

 

ぼくはきみと話す、きっかけを得た

ぼくが落とした財布をきみは、ぼくに届けてくれた

ぼくはうれしさでいっぱいだった

 

 

今まで

話しかけることが怖くて

でもきみと話をしたくて

 

だから、ぼくはつい 言ってしまったんだ

 

 

 

「ぼくはあなたのことがすきです」って

 

 

 

ぼくは、その言葉を言った後、しばらく時が止まったように感じた

きみの表情がスローモーションのように鮮やかに見えた

また、きみのことを知ることができたなって

驚いた顔もかわいいなって

 

 

 

3秒たって、ぼくは気付いた

なんてことをいってしまったんだ

ぜんぜん、言うつもりなんてなかったのに

ただ話せたことが嬉しかっただけなのに

 

どうしよう

これじゃあぼくは変なひとじゃないか

ぼくは絶望した

 

 

 

きみがぼくのことを

嫌いになってしまうんじゃないかって

 

 

そんなぼくにきみは 言った

 

「私もあなたのことがすきになりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

「きみとはじめて話した日のことを覚えてる?

あのときのぼくはおかしかったよね

 

きみにとっては、

はじめて会う人がいきなり告白をしてきた訳なんだから

 

 

 

だから、きみがあんなことを言ったときは驚いたよ

きっと、ぼくの顔、変だったと思うよ

 

もう そんなに笑うなよ 恥ずかしいだろ

 

 

ねぇ、どうして、きみはあのとき

ぼくのことを、すきだっていったんだい?

 

 

なんだかんだ、今までずっと聞けなかったからさ

これからはずっときみと一緒なんだから

今聞いておきたくてさ

 

 

まぁ、きみもびっくりして

ついすきだなんていってしまったのかもな

 

 

 

え そうじゃないって

じゃあ聞かせてくれる きみのお話を